アイスムラムラ茶

カチャリ

よわよわしくあくドア

ドヨ~ンというのがぴったりな青白い顔の若い男性

マロン「あら、こんにちは」

男性「あ~暑い~外が暑くて暑くてやっと涼しい場所を見つけました!」

汗をハンドタオルでふきふきしながら答える男性

男性「なにか冷たい物をください、アイスコーヒーにしようかな?」

マロン「少しお顔色が悪いようだけど、貧血気味なのかしらね?大丈夫?」

男性「あ!わかりますか?仕事場が暑くて、もう毎日暑さでバテバテで、食欲も落ちてて・・・」

 

マロン「少しお待ちになってね いい物ご用意しますね」

 

奥から氷のカラカラという涼しげな音が響く

 

マロン「おませしました!アイスムラムラ茶です」

男性「これは、アイスココアみたいな感じかな?甘いいい香りがしますね」

 

マロン「そうね、アイススパイスチョコレートみたいなものね」

 

男性は一口飲んでしばらく目をつむり、だまって身体中で味わっていた

 

男性「あ~美味しい!冷たくて甘いのにスパイスが効いてて飲んだあとに体の中が熱くなりますね

体に染みわたります」

マロン「そうね、貴方のように夏バテ気味な方にピッタリね。

オーガニックカカオ、マカ、ガラナの滋養が身体にみなぎるでしょ?更にジンジャーが身体の血の巡りを良くしてくれるし

アイスで飲んでも身体が温まるのよね、夏も身体は意外に冷えるからね」

男性「さっきまで、頭がぼーっとしていたんですけど、シャキッと冴えてきました!これならもう少し仕事頑張れそうです」

マロン「ガラナがノドの粘膜から吸収されて頭を冴えさせてくれるからだわ、良かったわね」

 

男性は最後まで飲み干すとはつらつとした顔で立ち上がり

男性「元気がでました!ありがとうございます!これから栄養ドリンクでなく、このお茶飲みます」

と言ってカフェを去っていきました

マロン「若い男性は元気が大事よね~頑張ってね」

と心の中でエールを送るのでした